錫猪口(すずちょこ)【能作】について
蕎麦猪口やお酒の器として楽しめる、錫(すず)100%でできたお猪口(ちょこ)です。「錫で蕎麦をいただくセットがあるといいわね」という言葉がきっかけで生まれました。
富山県高岡市の伝統産業である「鋳物」の加工技術で培われた鋳造技術をもとに、錫を用いて製作されています。
錫は熱伝導率が良いので、器ごと氷水につけると、中の蕎麦つゆがすぐに冷たくなります。また、錫は古来より、お酒の雑味を除き、まろやかな味わいにするといわれています。蕎麦つゆを入れたり、お酒を注ぐ器としてお楽しみください。
大きすぎず小さすぎず、適度な深さがある蕎麦猪口は少しづつ料理を盛り付けるのにもぴったりです。小鉢やデザートカップとしてご利用いただくと、食卓がより一層ひきたちます。
錆びにくく・朽ちにくい金属である錫は、縁起がよいとされ、贈答品としてもおすすめです。満水で140cc入ります。
- 使用上の注意 及び メンテナンス
- ご使用後は柔らかい布かスポンジを用いて、他の食器同様に台所用洗剤(中性)で洗ってください。
- 硬いたわし等でこすらないでください。また、柔らかく傷つきやすいため、クレンザーでの研磨もしないでください。
- 光沢が鈍くなってきた時は市販の金属磨きや歯磨き粉、重曹などで磨くと光沢が戻ります。
- 融点が低いため、直火にかけないでください。
- 電子レンジではご使用になれません。
- ティンペスト(低温により錫の強度が低下すること)の原因となるため、冷凍庫には入れないでください。
- 食洗機や乾燥機には入れないでください。
錫(すず)/tinについて
金、銀に次ぐ高価な金属として知られる錫は、酸化しにくくまた抗菌作用があり、金属アレルギーにもなりにくい素材です。その歴史は古く、紀元前1500年頃の古代エジプト王朝では錫の道具が用いられていたと推測され、日本でも正倉院に錫製の宝物が収められています。古くから「錫の器に入れた水は腐らない」や「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などと言われ、酒器や茶器などに使われてきました。
能作の錫は、純度100%です。通常は、仕上げ加工をしやすくするために他の金属材料をくわえて硬くしますが、能作の錫はそれらを一切含みません。
純度100%の錫は非常に柔らかく、形状や厚さにもよりますが手で容易に曲げることができます。曲げる時にピキピキという高い音がしますが、これは錫の分子が擦れ合う音でTin Cry(錫鳴き)と呼ばれています。
金属でありながらも人肌に馴染む錫を、生活の様々なシーンでお楽しみください。
スタッフの声
- こんな器で楽しめば、いつものお蕎麦もご馳走に!もちろん冷酒や焼酎を飲むのにもピッタリです。アイスクリームやデザートを入れても楽しめます。箱入りなので贈り物にも最適♪
- やさしいおみせ店長 さいとう
商品詳細
テーブルウェア
名称 | 錫猪口 Small Cup - CHOKO |
サイズ | H60mm×φ75mm |
満水容量 | 約140cc |
箱サイズ | H68mm×W83mm×D83mm |
重量 | 270g(箱含む) |
素材 | 錫100% |
箱仕様 | 化粧箱 |
デザイン | 山田 節子 |
ブランド | 能作/NOUSAKU Made in Japan |
備考 | ※Hは底面から縁までの高さとなります。厚みではありません。
※全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合には個体差があります。
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